痛い政治ニュース

2010年 痛い政治ニュース 速報版

2007年03月

安倍内閣 中央即応集団(テロ、有事対応)が発足


即応

3月31日、テロや有事に即応する防衛相直轄の専門部隊、中央即応集団(CRF) の発足式典が朝霞駐屯地(東京都、埼玉県)で開催されたと政治ニュースは報じている。



平成18年度防衛力整備事業として陸上自衛隊に「中央即応集団」を新編することが謳われていた。「多様な事態(テロ、有事)」で方面隊を迅速に支援、戦力提供が機能的に実践できること、また、自衛隊の海外派遣が本来任務化することを受けて、海外派遣に必要な訓練育成を目的に一元的指揮下の専門機動部隊として計画されていた。



中央即応集団は、空挺(くうてい)団、対テロ専門部隊、特殊武器防護隊、国際活動教育隊からなる約3200人の部隊編成である。なお、 来年3月には、海外派遣専門の中央即応連隊などを新設、4100人規模になる。なお、「在日米軍再編」が整う2012年には、日米陸軍司令部があるキャンプ座間に移設される。



中央即応集団編成に伴い、PKO(国連平和維持活動)隊員は中央即応集団の所属になり、4月からのネパールでの軍事監視活動が国際活動の手始めとなる。自衛隊は、武器こそ持たないが外国での治安維持活動を始める訳である。



即応集団式

海外派遣専門部隊という視点からみれば、中央即応集団の目的は、政治ニュースとしてテロ、有事に即対応できる部隊を育成する国防の意義を強調しているが、実態は自衛隊の本来任務になっている海外での国際活動の能力を高める、海外活動での実践を積み重ねることにより、多国籍軍との機能的連携活動を可能にすることが本当の目的である。また、都度の状況による武器携帯の緩和を進めることも狙いとなっている。



日米同盟が国民に与える恩恵は、軍事の拡大とテロの脅威である。増税と恐れが日米同盟にある日本人のセットオプションになってしまっている。



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安倍内閣 国民投票法公聴会で異質発言


今井一

3月28日、憲法改正手続きを定める国民投票法案に関する初めての地方公聴会を大阪と新潟で開かれた政治ニュースが報道されている。
公聴会は各政党の推薦した有識者で行なわれ、大阪では「国民投票法案」の策定を積極的に進めてきたジャーナリストの今井一氏が自民、公明両党の推薦で意見を述べている。



自公推薦の今井氏は、憲法改正に当たって国民の意見を集約する上で「国民投票を行うことは有効である」と述べて、投票最低率の規定に関しては設ける必要はないと強調したことが記事になっている。



現在、国会では与党の修正案をめぐって民主党と攻防戦に入っている。昨年は与党案と民主党対案による審議継続の可能性が十分伺われる展開になっていたが、27日小沢代表の「民主党案を丸呑みしなければ反対する」との記者会見が政治ニュースで伝えられて一気に暗礁に乗り上げたかたちになった。なお、4月9日には民主党修正案が出される見通しである。



異質発言とは、投票最低率の規定に関して今井氏の「最低投票率があるとボイコット運動などが起き、議論が深まらない恐れがある」と強調した発言である。
今井氏は『「憲法九条」国民投票』の著書で、「9条改定は国民投票でしか決着をつけられない」とここ数年まえから主張を続ける。自民党の改憲は9条改定が前提である。国政選挙は投票最低率の規定は設けていない。即、今井氏の発言は自公の主張をそのまま協調したことになる。



実は、今井氏の「最低投票率があるとボイコット運動などが起きる」発言は以前から繰り返し主張されている。しかし、日本では政治的背景でのボイコット運動は、社会体制、民族体質から皆無である、あるのは社会的ムード(嫌気を誘う)として麻疹現象ぐらいだ。
今回の政治ニュースで、国民投票法案に対する今井氏の積極的な発言は、非常に偏った政治的発言でしかないことが推測され、今井氏のジャーナリストとしての資質を疑う結果になった。



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安倍内閣 朝日社説(下村発言)のダブルトーク(二枚舌)


下村副幹事長

3月28日朝日新聞社説「首相のおわびが台無しだ」の政治ニュースは、記事の内容とタイトルが著しく違ったものになっている。社説内容は、問題になっている下村発言「従軍慰安婦問題に関して旧日本軍の直接、間接的関与はなかった」に対して厳格な批判論調であり、「河野談話」に対する見解ならびに24日のワシントン・ポストの「ダブルトーク(でたらめ)」批判も明確に認識した記述になっている。



社説は、これまで従軍慰安婦問題について論じてきた朝日の変わらない論調になっているが、根源的な視点でタイトルを反芻すれば朝日のダブルトークが透けて見えてくる。それは、二箇所の記述から朝日新聞の二枚舌を証明している。一つは、官房副長官は官邸の重要職で首相の真意を解説する立場だという理解と安倍首相自身が弁明した「従軍慰安婦問題は過去のこと」である認識への批判がそれである。



即ち、最近安倍内閣側近の右傾、人権無視発言は、安倍首相の他ならない代理発言だという事実を判っていながら、それを覆い隠す極めて巧妙な操作をマスコミがその一端を担っている。
どういう事かと言えば、安倍首相は儀礼的に「おわび」を述べたに過ぎない。安倍内閣の発言は安倍理念を述べたもので、下村発言は「台無し」になっていないのだ。それを、朝日社説が「首相のおわびが台無しだ」と書くところに政府へのヨイショと加担が透けて見えるということだ。安倍首相自身への支持率回復に一翼を担っているのも同然である。



もっとも、朝日新聞は改憲賛成を非公式ではあるが既に表明している。世論の動向に合わせてその発言も明確になってくるだろう。
本日の政治ニュース朝日社説は、典型的な政府公報の片棒担ぎになっており、最近の大手企業のダブルトークには要注意が必要であることの典型だといえるものだ。

安倍内閣 「拉致」と「慰安婦問題」は全く別問題か


安倍首相

3月26日、安倍首相は、24日ワシントン・ポストの政治ニュースで「慰安婦問題について安倍首相は戦争犯罪に目をつぶっている」との批判に対して、「拉致と慰安婦問題は全く別の問題である」と反論した。



安倍首相は、「拉致問題」は現在進行形の人権問題で、「慰安婦問題」は過去のことであるという理由で反論を表明した。



ワシントン・ポストの政治ニュースは、「安倍首相はごまかし(ダブル・トーク)」の社説タイトルで、6者協議で拉致問題を重要課題とする日本の姿勢について、支持率低下の回復の為に利用している、その反面、従軍慰安婦問題に目をつぶっているとその「ごまかし(ダブル・トーク)」ぶりを批判している。



これは、安倍首相が曲がりなりにも「謝罪」を表明しているが、安倍内閣がそれを打ち消す発言ならびに「河野談話」の見直し政策を暗に指しているものだと思われる。首相と安倍内閣の言動に整合性がないもろもろのことを反映している。



安倍首相は第二次大戦中のことに関しては、米国から言われる筋合いがないと考えている。それが安倍首相の歴史認識である。しかし、例えそうであっても、ワシントン・ポストの社説が従軍慰安婦の歴史的記録も並列してこそ拉致問題の国際的理解が深まるとの見解は蔑ろにはできない。米国がどういう国であろうと、日本はきっちりとした歴史認識のもとで外交を展開しなければならない。その意味ではワシントン・ポストの社説は教訓的である。

「安倍内閣3期9年間」 下村官房副長官発言


下村総務相

3月25日の下村博文官房副長官発言は、国民と安倍内閣の考えていることがいかにかけ離れているかを知る政治ニュースになった。



安倍内閣は「2期6年間、できたら3期9年間はしたいとの思いがある」と述べ、さらに、「本格的長期政権でなければできない政策、理念、哲学をきちっとやっていく」と長期政権(自民党総裁の最長任期)を目指す姿勢を強調したというものである。



安倍内閣支持率の下げ止まらない不人気をよそに、開き直り体制が地に着いてきた発言である。しかし、最近、小泉前首相の「支持率は気にする必要がない」、さらに23日伝えている政治ニュース、外国人特派員協会での中曽根康弘元首相発言、「無事にいけば安倍内閣は相当続く可能性がある」と同時に「自民党は負けても、衆院で過半数を大きく上回っており、内閣が辞めることにはならない」などのお墨付きがあってのものと考えられる。



政治ニュースが報じる「安倍内閣長期政権構想」には、実は自民党のお家事情が隠されている。安倍内閣が象徴する若返り「世代交代」の進める行革推進と党幹部との衝突がこのところ目立ち始めた。菅総務相と片山参議院議長、渡部行革担当相と中川昭一政調会長などが最近火花を散らしている。



中曽根元首相発言の裏は、行革推進での「世代交代」をいかに上手く進めるか、安倍内閣の長期政権につながるかを暗示しているのだ。だから、参議院選挙で負けても安倍内閣は総辞職する必要がないことになる。



日本の政治は常に国民不在、自民党の御都合で運営されている。下村官房副長官の3期9年間発言は、現在の暴走する安倍内閣を考えた場合、いかにも国民を愚弄している発言だとの批判は免れないだろう。

日米同盟 岩国市議会 米軍再編容認


岩国市議会

3月24日政治ニュース、岩国市議会最終日、米軍艦載機移転容認の決議を報じている。2月9日の政治ニュースで久間防衛相と井原岩国市長会談を伝えた「再編反対で補助金打ち切り」が現実のものになり、改めて安倍内閣の強権ぶりを知らされることになった。



井原市長

在日米軍再編にかかわる決議案」は22対11の賛成多数である。予算は否決、伊原市長は「大きな責任を感じている。・・・国と協議を重ね解決の方向性を探っていく」と記者会見で述べたと政治ニュースは伝えている。これは空母艦載機移転計画の撤退を軌道修正した発言になる。
何時もながら、公明党は最終決議ではその特性から軌道修正して容認賛成にまわっている。
昨年3月12日の住民投票、合併による市長選挙の勝利は何であったのかが問われる結果になった。
市民と市議会のネジレ現象は、国民と安倍内閣のそれと同じで、各論反対総論賛成の典型的な日本の政治特質である。



最近、議会で否決されたら直ぐに首長は軌道修正する慣わしになっていて、常套句の「市民生活に影響がでる」と訝しがるが、これは錯覚である、市民はだれも当座は困らない。責任を転居してはならない。



一度受け入れを容認すれば、永遠に米軍基地の規模が大きくなることがあっても撤去ということはない。戦後の日本における米軍基地体制を見れば一目瞭然である。



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安倍内閣 NHK問題は菅総務相の功名心が火種


片山

3月24日の政治ニュースは、片山虎之助参院幹事長が NHK改革担当課長を更迭した菅総務相をやり玉に挙げて辛らつに批判している記事である。内容は、「自分のいうことを聞かないから代えるということでは大臣を辞めた方がいい」、また、中川幹事長が閣僚に対して首相への忠誠を求めたことについても「たかだか幹事長が言うことではない」(23日アサヒニュースター番組)との発言である。



菅義偉総務相は高校卒業の集団就職組、様々な職場で働きながらの苦労人である。
小此木彦三郎氏、梶山静六氏、加藤紘一議員と仕えて何度も政局に奮闘するが負け戦に終始する経験の持ち主で負けるごとに力をつけてきた経緯がある。



菅総務相

安倍首相とは、菅が北朝鮮の貨客船「万景峰号」の入港禁止法案の推進役で、当時官房副長官だった安倍が積極的に係わったのがきっかけとされている。そして、昨年の「再チャレンジ議連」の幹事長として旗揚げ、総裁選挙での安倍擁立に至った政治ニュースは記憶に新しい。



片山参院幹事長発言は、菅総務相の荒治療が NHK 改革の加速をねらったに見えるが、実は出世の踏み台になっていないかということである。安倍内閣の標榜する「改革推進」と「世代交代」の旗手になろうとする功名心の表れで、安倍内閣を担いだ若手論功行賞組に対する「世代交代」の確執問題だということだ。



苦労人でもある菅総務相が NHK 改革で先ず考えなければならないのは、「公共放送」とは何かである。この原点に立って、 NHK 問題に取り組むことが国民の理解を得る一番の解決策である。
菅総務相の今の改革推進では、我が身の立身出世の為に、改革推進の旗印の下で単に加速させるだけの国民不在の結論を導きだすことになる。



菅総務相は、功名心にあせることなく、苦労人の本領を発揮すれば自ずと「公共」の意味が解ってくるはずだ。



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国際政治 イラクへ空自2年延長が決定


ハシミと安倍

3月23日、空自派遣に関する政治ニュースは、来日中のイラク、ハシミ副大統領と安倍首相の会談を報じた。
安倍内閣は20日、国防、外交部会の合同会議で2年間延長の改正案を了承している。今月中に改正案を国会に提出する。



首相との会談前日22日に久間章生防衛相は、イラクのハシミ副大統領と会談して航空自衛隊のイラク派遣を2年間延長する方針を正式に伝えている。



航空自衛隊の延長活動については、国民の7割が反対している。また、米国議会の多数の議員と市民の7割は、米軍のイラク撤退を望んでいる。さらにイラクへの派兵国の市民の殆どが撤退を要求している。既にイタリアの親米政権、英国のブレア首相もこの6月に交代を余儀なくされている。世界の世論は米軍のイラクからの撤退を要望している。
日本の全野党は2年間延長の改正案に反対している。



ハシミと久間防衛相

ハシミ副大統領は空自の輸送活動を「イラク国民のためにも非常に有効な活動だ」と評価して更なる延長を要請、これに安倍首相は「日本の国益にも極めて重要だ、・・・戦略的パートナーとして互いに利益を得る関係を構築したい」と政治ニュースで報道されている。



安倍内閣の馬鹿の一つ覚えは「日本の国益」と「戦略的パートナー」である。1月のNATO理事会での「戦略的パートナー」発言で、先日もアフガンに20億円の援助資金を出す羽目になった。安倍首相のいう「日本の国益」は損益を計上していることになり、あべこべ総理といわれる由縁になっている。



傀儡政権ハシミ副大統領と安倍首相の会談は、世紀の大嘘列伝にブッシュ大統領に続き列記されるだろう。イラクでの空自の活動はイラク国民の為に全然なっていない。空自活動は米軍との軍事機密なので誰にも知らされていない。この現実でどうして国民の為になっているのか。嘘も新聞にでれば真になるという迷宮伝説は、ことイラクに関しては通用しない。



2年延長は日本に莫大な軍事資金を強要する、日本の安全を脅かす要因の根源になる。イラク復興支援2年延長改正案を廃案にしなければならない。



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安倍内閣 NHK受信料義務化は無理


菅総務相

3月23日安倍内閣、菅総務相は受信料義務化を取り下げる発表を行なった。これまで政治ニュースで何度となく紙面を賑わせたが一応9月のNHK経営方針策定までお預けとなった。



安倍内閣NHK再建案は「支払いの義務化」は「料金の2割値下げ」とセットでなければならないと主張、NHKはセット案を呑まなかった。「値下げ案」を了承すれば、また安倍内閣に屈したと理解されることを懸念したものと考えられる。しかし、義務化を一番望んでいる。国民の多くは、二足のわらじを穿くNHKをもはや信用していない。



NHKの病根は癒しがたく抜き差しならない。体質改善は望まれないと考えておいたほうがよい。NHKは受信料を義務化することがどのような意味を持つかを全く考えていないし解ろうともしないところに致命的な欠陥がある。



NHK国際放送は既に国営放送化しているといっても過言ではない。「公権力の介入」が問題になっている「放送命令」の指定は既に「拉致問題」専用チャンネルとして運営されている。但し、今回の放送法改正案では、命令による「承諾義務」から「努力義務」を求めるに改めると政治ニュースは伝えている。



NHK安倍内閣といつまでも癒着関係を続ける限り、国民の信頼回復は望めないと考えたほうがよい。即ち、受信料拒否が増えることがあっても減ることはないということだ。



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安倍内閣 皇居前にPAC3(ミサイル)配置


ペトリオット1

3月22日の産経新聞政治ニュースは、防衛省が本土決戦の最終的詰めであるPAC3(地対空誘導弾パトリオット)の設置場所を公表したことを報じている。



先日発表のあった入間基地への配備は3月29日に決定した。今回の発表は、有事の際に展開する設置場所ということになる。原則、国有地と公有地を使用することで調整に入っている。
先ず、守らなければならないのは、皇居(皇居前広場)、首相官邸・国会議事堂(永田町)、そして霞ヶ関地区、大企業本社(大手町・丸の内)という優先順位が決められている。残念ながら、私たち庶民の居住空間には、PAC3の在庫が無いため配備されない見通しである。この現実は、政治ニュース2面に大きく「皇居前広場でPAC3展開も」と掲載されていることから推して知るべし。



ペトリオット3

PAC3のセールスポイントは移動式設置が可能である、そして落下ミサイルに対して体当たり爆破を身上にしていることだ。しかし、全く知識のない私たちでも、どこから飛んでくるかによるが、着弾までの飛行時間内で都心での移動設置など可能なことか、また垂直落下するミサイルを迎撃するなど信憑性に欠ける迎撃方法のように考えられる。



本土決戦が迫っているのであれば、軍事オタクの安倍内閣は、あたりの景観など頓着せず、指定に上がっている設置場所に固定したほうが国や国民のための安全保障につながるのではないかとつい思ってしまう。「美しい国 日本」は安全あっての賜物である。



国民は軍事オタクの安倍内閣にこれ以上付き合っていられない。日本は戦争状態ではないが、死者が急増している。真っ当な福祉、医療が受けられなく、また他の要因もからんでの自殺者を含めばごまんといる。



3月18日、「イラク・ボディー・カウント」は昨年の1年で民間人死者が2万6540人で最悪の事態であると報じた。であれば、日本の事態はイラクより最悪の生活内戦だといえる。



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