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2007年04月17日

国際政治 インドの軍事力と核拡散阻止構想(PSI)

日米印訓練

4月17日政治ニュースは、インド海軍艦船の来日の機会をとらえ、16日、千葉県・房総半島の太平洋上で日米海軍参加の初の3カ国による親善訓練の実施を報じた。



3カ国の防衛交流には、テロ組織などへの大量破壊兵器の拡散防止のため、3国の連携を強化するのが目的だが、海軍力の増強など軍拡を進める中国を牽制する狙いもある。
インド首相訓練規模は、海上自衛隊4隻、米海軍は駆逐艦2隻、インド海軍は駆逐艦など3隻が参加してのもので、訓練内容は通信、「近接運動」、縦列航行の基本訓練などとなっている。また、この共同訓練は昨年12月の日印首脳会談で合意されているものである。



最近の自衛隊の共同訓練は、米軍の有志国(英豪印韓)による大量破壊兵器拡散阻止構想(PSI)に基づいて昨年から参加して行われている。



インドの軍事力の規模拡大路線は最近特に目を見張るものがある。当然、隣国パキスタンを意識してのものだが、隣国に限定されない、国際的核の抑止力戦法へ矛先を向けてきている。



インド国防相

4月13日の政治ニュースは、インド国防省は、核弾頭を搭載できる中距離弾道ミサイルの発射実験に成功したと報じている。昨年失敗しているが、射程は3000キロ(中国内陸部も射程圏)を超える「アグニ3」の成功である。



1991年7月、第一次戦略兵器削減条約(START)に米ソは調印した。俗にいわれる冷戦の終結である。 しかし、冷戦終結によって世界の均衡が崩れ、2000年ごろまでの10年間で安全保障観が変容した。
先進国と発展途上国との技術の発達、経済的相互依存のグローバル化による相互安全保障は、脱国家的様相をおびてきている。



米国は、大量破壊兵器拡散阻止構想(PSI)にその国際安全保障の形成を目指している。日本は当然、脱国家的でない、日米同盟に絡み取られた役割を担い続ける。



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