国際政治 アフガン戦略 米軍とNATO軍そして自衛隊

5月22日国際政治ニュースは、出口なしの八方塞がりになった米国のアフガニスタン戦略について報じている。
イラクの現状と同じく、アフガンでは、昨年暮れから今年にかけて、連日続く武装集団の自爆攻撃で連合軍の兵士の死傷者が急増している。
19日はドイツ兵ら8人が死亡、20日には、通りかかった国際治安支援部隊(ISAF)の米軍車両が狙われ、民間人10人が死亡、40人が負傷、さらにISAF報道官と兵士が負傷したと報じられている。現状はイラクの内情と全く同じである。
20日、北大西洋条約機構(NATO)のデホープスヘッフェル事務総長はブッシュ米大統領のクローフォード牧場を訪問して、アフガンの現況、イスラム原理主義武装勢力タリバン等の対策を講じる為の会談に臨んだと政治ニュースが伝えている
。アフガニスタン政府は米軍とNATO主体の国際治安支援部隊(ISAF)の支持で現在政権を確保している。2001年10月7日の米軍と連合軍による空爆から実に5年半になる戦闘状態が続いている。そして、日本は2001年11月からインド洋に海上自衛隊の艦艇を派遣している。米軍と連合軍に海上での無料ガソリンスタンドを維持している。海上自衛隊の艦艇はアフガン戦争の後方支援に専従している。
ブッシュ大統領とデホープスヘッフェル事務総長の会談の後は、ライス国務長官、ゲーツ国防長官を交えて実務協議会談を予定、中・東欧戦略を中心に協議される。そして、日本を何時、どのようなかたちで国際治安支援部隊(ISAF)に参加させるかの相談がおこなわれる。

会談のもう一つの狙いは、アフガニスタン政府と市民が相次ぐ連合軍の空爆による民間人の死亡が多くなってきていることによる信頼回復構築の話し合いでもある。その為に、深い哀悼の意を表明するための共同発表を演出して見せている。
日本はイラク、アフガニスタンに攻撃する米軍を支援している。
安倍内閣に騙されてはならない。イラク特措法もテロ特措法も戦争支援法なのだ。