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2007年05月27日

松岡農水相をクビにできない理由はなにか(2)

松岡農水相

24日政治ニュースは松岡農水相は、「緑資源機構の前田直登理事長を厳しく注意し、原因の徹底的な究明と根絶のための具体策を外部有識者で検討するように指示した」と報じている。



これこそ茶番劇である。同じ穴の狢(農林水産省出身の典型的な農林族で、天下り先の独立行政法人の関係者とは先輩、後輩の関係)で、利権を共有してきたもの同志で国民に対してこの言い種はない。これほど国民を馬鹿にした表明は今までにも有ることはあったが少ない。



堂々と国民の目をはばからず日本の森林を食い物に自然破壊をし続けてきたのが農林省である。今回の摘発の対象になった林道整備以外に捜査に入っている「邑智西部区域中山間整備事業」も然り、全て森林保全を謳った道路整備だ。このカラクリは独立行政法人「緑資源機構」が事業計画を作成し、農相が認可する。
これを安倍首相に言わせれば、「松岡農水相は農業分野の専門家だ。実績も上げている。攻めの農政を進めていく上で必要な人材だ」となる。
従って、安倍首相が地元で進める第2中国自動車道路計画になり同じ穴の狢という訳だ。



国政の野望と国民の思いの乖離は戦後60年広がることはあっても縮まることはない。もはや段違いの平行棒路線を脱却している。
そして、決まりきった茶番を享受することに国民はもはや不感症になっている。



25日の政治ニュースは官製談合事件の逮捕劇という事件性で報道されたが、司法的判断だけではなく、松岡農水相個人の政治資質、「政治とカネ」、「天下り公務員制度」問題として国会で審議しなければならない。トカゲの尻尾きりでは元の木阿弥である。



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