ドイツサミットに反グローバル化の洗礼(1)
【写真】2日、ドイツ北部ロストクで、衝突する警官隊と主要国首脳会議に反対するデモ隊(AP=共同)6月3日ベルリン共同通信政治ニュースは、「ドイツ北部の港湾都市ロストクで2日、主要国(G8)首脳会議(ハイリゲンダム・サミット)に反対するデモ隊と警官隊との間で起きた衝突について、地元警察は3日未明、警官の負傷者は304人、うち重傷者が27人に上ったと発表した。地元テレビによると、約150人が拘束された。」と報じた。
集会主催者はデモ隊側の負傷者が約520人に上ったと発表した。また、地元警察は、日本人1人を含む外国人16人を一時拘束、外国人の国籍はスペインやブルガリアなど12カ国に上ると発表した。
デモは反グローバル化を訴える団体などが開催、約3万人が参加して集会は平穏に進んだが、ニュース専門テレビN24によると、黒覆面隊約2000人がパトカーに投石したことをきっかけに衝突したと報じられている。なお、衝突の模様は、デモ隊側は石とビール瓶を投げパトカーや駐車中の車両を燃やすヨーロッパ古典的手法で、警官隊は催涙弾と放水車で応じ、接近戦はこん棒で殴る、負傷者数はその結果である。
骨折を含む重傷者がでたということだが、2001年のイタリア・ジェノバのサミットのように、警察との衝突でデモ隊に死者が出なかったことは幸いである。
ドイツ政府はハイリゲンダム サミットでの主要国首脳会議での地球温暖化対策など8項目の議題を発表している。その中心的課題は新興国を巻き込んだ地球温暖化対策を中心に、保護主義是正、エイズ問題などを重視した議題である。
現在のG8加盟国は英国、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、日本、米国である。
G8加盟国は、戦争を優先する、もしくは支援する、また、地球温暖化を輸出する、さらに貿易不均衡政策、そしてエイズの蔓延を助長する国々である。いわゆる、地球の諸悪の根源を提供している国々といえなくもない。これをG8加盟国はグローバリゼーションという。(続く)