アフガニスタンは内戦状態(1)
【写真】アフガンの首都カブールで警戒に当たる機動隊6月25日、政治ニュースは、パキスタンとの国境に近いアフガニスタン南東部で、北大西洋条約機構(NATO)主体の国際治安支援部隊(ISAF)とイスラム原理主義勢力タリバンと交戦して、約60人を殺害した(23日AFP=時事)ことを伝えている。
22日タリバン兵が攻撃準備のため集結しているのを察知したISAFが先制攻撃したもので、タリバン兵はパキスタン領内に逃走しようとしたため、空軍による爆撃も加えられた。この規模でのタリバン兵との交戦は今年1月以来といわれている。1月11日ISAFは、パキスタンからアフガンに侵入したタリバン兵と交戦して150人を殺害したと報じられている。交戦は今年に入り月を追うたびに多くなっている。
また、交戦に伴い、市内での自爆攻撃も頻繁に増えている。これは、米軍主導の空爆による民家への攻撃で民間人を殺戮していることへの復讐的攻撃として自爆が行われている。
さらに、米国追従カルザイ政権の偽善的な政策と、カルザイの庇護者である(NATO)の国々は、アフガニスタンを深刻な事態、内戦状態にしてしまった。米国の「民主主義」と「自由」の名のもとにカルザイ政権は、国民を裏切り、ごまかし続けて5年以上が経過した。
そして、アフガニスタンの人々は米国の「民主主義」と「自由」は虚像でしかなかったことを理解した。この理解の浸透には何をもってしてもあがないきれない民間人の犠牲がある。
安倍内閣はブッシュ大統領の命に従い、内戦状態にあるアフガニスタンに自衛隊を派遣することを虎視眈々と狙っている。この秋にも何らかの理由付けで自衛隊を潜り込ませる為の画策をしている。(続く)