原爆投下「しょうがない」発言、懲りない久間防衛相(6)
【写真】防衛相就任 笑顔で記者の質問に答える小池百合子氏=4日午前、首相官邸ワンポイントリリーフか 小池百合子防衛相
[6月4日政治ニュース] 3日午後、小池百合子氏は安倍晋三首相から突然、執務室に呼ばれ「国防は一刻も手を緩めることはできない」と、防衛相就任を要請され、その場で即決したという。
4日午後、小池百合子首相補佐官は女性初の防衛相に就任した。
小池氏の防衛相抜擢については、自民党内で「防衛族でないのに、細かな気配りが必要な安全保障を任せられるのか」、防衛庁長官経験者は「防衛相は装備の運用まで把握していないと務まらない。参院選後まで1カ月の命というならいいが」と、いろいろな苦言が出ているが。「知名度が高く、『女性初』という目新しさもあるだけに、参院選対策のイメージアップ戦略」にはよいのではないかとの見方もあり、いずれにせよ、選挙後の総入れ替えがあるという前提で各派は冷静に受けとめている様子だ。
ここで簡単に小池防衛相のタカ派ぶりを紹介しておく。
2003年2月、アメリカのイラク戦争を支持する立場から「イラク問題について米国の立場と行動を支持する声明」を連名で新聞発表。また、「歴史教科書問題を考える会」(会長:中川昭一農水相)と「拉致議連」のメンバーである。これだけで十分だろう。即ち、安倍首相のお友達なのだ。
小池防衛相は就任後の記者会見で、「防衛や国家安全保障は国の大事なこと。」、「誰かが担っていかなきゃいけないことを自分に任せてもらうのは光栄だ」、「これまでの経験を生かして防衛や国家安全保障に貢献したい」と、その胸中を述べている。また、既に防衛相抜擢のもう一つの役目もしっかり理解している、「今回の参院選も1議席でも多く取って、勝ち抜かなければならない。平常心で、戦い抜く覚悟を持ちたいですね」と参院選を視野に入れた覚悟を語るところは、なかなかの度胸人で、さすが「政界渡り鳥」の異名を持つだけのことがあると感服させられる。
小泉前首相も舌を巻いた2005年の郵政総選挙での活躍は、自民党のジャンヌダルク的存在である。小池氏の尻の軽さは、ひょっとすると自民党の主になる可能性も無きにしも非ずとの憶測もあるぐらいだ。(続く)