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2007年07月05日

安倍内閣と小池防衛相

0704小池防衛相就任【写真】着任式を前に、栄誉礼で迎えられる小池防衛相=4日午後、防衛省

[7月5日政治ニュース] 久間氏辞任でこれからの日本の政権構図は、ますますもって悪い方向に進んでいく。懸案されている自民党内での一極集中がもたらす、内部のバランス均衡が完全に崩れたことを意味する。
佐田玄一郎前行革担当相、松岡利勝前農相久間前防衛相は全員論功行賞組みといわれ、安倍首相の肝いりではない。久間氏辞任で、田中角栄の流れを継承する旧田中派、旧竹下派の閣僚が一人もいなくなった。従って、現内閣が安倍首相お気に入り「安倍晋三政治団体」といわれるものになった。小泉前首相と安倍首相でもって現在の森派による自民党支配を実現した訳だ。



>久間前防衛相は、退任にあたり防衛庁からの省への昇格、「在日米軍再編」、NATO軍を連携する新日米同盟の推進とこれからの日本の安全保障の方向性、舵取りをきっちりできたことに誇りを感じていると挨拶した。確かに、小泉前首相と安倍首相とでにほんを米国に売り渡すことになった制度をきっちり作ってくれた。その内容は、中国の一国二制度の競合国家システムをほうふつとさせるものだ。
この意味において、中国はもはや日本を利用する国と解釈して、国家間交渉は米国に集中すればよいという認識に完全に立った。



安倍首相小池防衛相指名には、先ず単なるワンポイントリリーフとして出発させて、女性防衛相独特の対沖縄、対公明党対策の狙いを密かに抱いている。
公明党の浜四津敏子議員の今回の強行抗議が公明党自体を久間氏辞任に追いやったという背景から、この変を意識しているとも考えられる。



安倍内閣の安全保障問題での懸案事項は「在日米軍再編」の速やかな進捗と今話し合いが持たれている「集団的自衛権行使」の容認である。これが対沖縄と公明党への説得戦略に全てかかっているといっても過言ではない。上手くいけば、安倍首相は小池防衛相に、「在日米軍再編」の着実な停滞のない実施を願っている。兎に角、使い勝手のよい小池防衛相である、さらに、手腕が問われることになる。



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