【やばいぞ日本】 自衛隊派遣の可能性(1)
【写真】辰巳由紀さん(有元隆志撮影)【7月9日政治ニュース=ワシントン】 6日産経新聞は、【やばいぞ日本】の連載企画にワシントンのシンクタンク「ヘンリー・スティムソンセンター」研究員の辰巳由紀氏の論調を掲げている。
タイトルは「誤ったイメージ払拭したい」というもので、昨年8月15日の小泉前首相靖国参拝に象徴される、また、安倍首相の改憲政策にみる「日本にナショナリズムが高揚している」と報道する米国の主要メディアについて言及したものである。
米下院国際関係委員会のテーマ「日本と隣国との関係」(公聴会)開催につき、日本人として「ナショナリズムの台頭などを証言してほしい」との要請に応えて辰巳氏が発言した内容を寄稿したものだ。
米国の議員ならびにマスコミ等は、日本の現況を「ナショナリズムの台頭、右傾化」と判断しているらしい。そして、辰巳氏は「日本に対する誤ったイメージをなんとしても払拭したい」との思いでスピーチしたと書いている。
先ず、公聴会に参加した議員は51名、質問者は8名で、その大半は、昨年のマスコミ等の報道による、「1930年代の軍国主義への復帰」、「日本の思想警察の台頭」、言論、集会等による政治的監視体制の強化、「これでは日本が過激なナショナリズムに染まりつつある」という米国マスコミの論調に危惧した質問だったと書かれている。従って、「誤ったイメージをなんとしても払拭したい」とスピーチしたというのだ。
その説明は、「靖国参拝は、日本が自らの過去と向き合って内省するという日本の健全な発展を意味しています」、「ほとんどの日本人は軍事的な過去を賛美する考えを支持していません。日本のナショナリズムとは、多くの日本国民が日本という国を誇りに思いたい気持ちのことです。米国の愛国主義(パトリオティズム)に近いのです」というものだ。
さらに、「日本人の間で侵略戦争をしないという合意は存在する。現在の憲法解釈では自衛隊が国連平和維持活動中に米軍や中国軍とともに参加した場合、彼らが攻撃されても、助けられない。日本の議論は、自衛隊が他国軍を支援できるようにしようというものです」と答えたと書かれている。(続く)