死ねないビンラディン氏 ブッシュ大統領の復讐テロ戦争(1)
【写真】オサマ・ビンラディン容疑者のビデオ映像。撮影された場所や日付は特定されていない=ロイター再び戦場地になったアフガニスタン
【7月24日政治ニュース=アフガニスタン】 毎日新聞社(ワシントン)は「マコネル米国家情報長官は22日、NBCテレビの番組で01年の米同時テロを首謀した国際テロ組織アルカイダの最高指導者ウサマ・ビンラディン容疑者について、「まだ、生存しており、パキスタンの部族地域にいると確信している」と延べ、同組織が勢力を盛り返しているアフガニスタン国境付近に潜伏しているとの見方を示した。」ことを報じている。またこれに対して、パキスタン政府は「無責任な作り話で受け入れがたい」と抗議したことも伝えている。
【15日CNN通信】は、「アルカイダ指導者オサマ・ビンラディン容疑者の映像を含む40分のビデオテープの映像が、複数のイスラム系ウェブサイトに掲載された。」と報じている。
アルカイダを率いるオサマ・ビンラディン氏は、イスラム過激派のウェブサイト上で、世界の「聖戦士」に殉教を呼びかけている。以前から伝えられている病気説や死亡説も流れるなかでの実に2年9カ月ぶりの復活の勇姿を見せた。最後の映像はアルジャジーラで放映された04年10月で、ウェブサイトで音声声明が06年6月に流れたのが最後である。
ただし、CNNのアラブ情勢のシニアエディターは、「ビンラディン容疑者の映像が古い映像を使用したものである可能性を指摘した。この部分の撮影時期や信ぴょう性は不明。 」だとしている。
【14日CNN通信】は「オサマ・ビンラディン容疑者の捕そくなどにつながる重要情報への報奨金を5000万ドル(約61億円)に倍増する法案を87─1の賛成多数で可決した。」ことを報じ、さらに、先日、米国政府が、アルカイダが力を再び蓄え、米国内へ工作員を送ることを図っているとの米情報機関の報告も伝えている。
ニューヨーク9・11事件後、毎年8月近くになるとオサマ・ビンラディン氏の亡霊が生き返ってくる。そしてブッシュ政権はその脅威を米国市民に植え付ける戦術に出ている。(続く)