2007年08月17日
こりない学芸会の防衛次官人事

【写真】防衛省を出る守屋次官―(時事通信社)
防衛省の人事をめぐってゴタゴタが続いていた。小池百合子防衛相と守屋武昌防衛事務次官の、携帯電話に連絡したが2度通じなかった、従って当人への通達手続きはとっているという、大臣様さまの言い分を国民は聞かされた。両者とも主張すればするほど、安倍お友達内閣の学級崩壊攻めにはゲンナリ、ウンザリすることも考慮できない安倍内閣は、もはや話題性ではなく末期を越えた。
【8月17日政治ニュース=官邸】 17日日経新聞は『守屋武昌防衛次官の後任に増田好平人事教育局長を充てる人事が内定したことに伴う防衛省幹部人事の概要が17日、分かった。小池百合子防衛相が守屋氏の後任次官に推していた警察庁出身の西川徹矢官房長は混乱を招いた責任を取って退任し、後任に中江公人経理装備局長が就く。』と報道した。
後任就任の背景は、守屋武昌防衛次官が推した後任者は知り退けられて、小池百合子防衛相が推した反守屋派の中江公人経理装備局長が抜擢された、いわゆる傷み分け的な打開策になったと伝えられている。
守屋次官更迭の背景に、小池防衛相と仲井真知事の密約があった

17日、日経新聞は、「小池氏、名護市長と会談せず・次官人事で密約説、火消しに躍起」のタイトルで『防衛省人事を巡っては、小池氏と沖縄側との「密約」があったと名護市議が暴露した。基地問題で強硬姿勢の守屋次官を小池氏が更迭する代わりに、普天間移設の第一歩となる環境影響評価方法書を防衛省が沖縄県に提出することに理解を求めるという内容だ。』と報じている。
小池防衛相と仲井真知事が、守屋次官更迭と引き換えに環境影響評価方法書を受け取る密約を結んでいると受けとめられる話だ。
要するに、仲井真知事は相性のよい相手から出来るだけ多くの交渉金をせしめる腹積もりか、と下種の勘繰りをしたくもなる話だとすれば、お粗末極まりない、私たちを愚弄した防衛次官人事話である。