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2007年08月29日

赤いモスクからジハード(14)

韓国政府は「人質が一日も早く家族のもとに安全に帰ることができるよう、すべての措置をとる」と明言して、それを実行した。
韓国政府【写真】タリバン側の交渉担当者であるカリ・バシル氏(写真右)と共にインタビューに答える韓国側の交渉担当者(写真中)。28日行われた両者の直接交渉で、人質全員の解放が合意された=同日、アフガニスタン・カズニ州の赤新月社事務所前で(AP)

【8月29日政治ニュース=ソウル】 本日、各紙はアフガニスタンでの韓国人人質全員の解放に関する記事を掲載した。その一つ東京新聞は『アフガニスタン旧政権タリバンによる韓国人拉致・殺害事件で、韓国青瓦台(大統領府)は二十八日、人質十九人全員の解放でタリバン側と合意したと発表した。解放条件はアフガン駐留韓国軍部隊の計画通りの年内撤退と韓国人によるキリスト教の宣教活動の中止と説明。解放までには「少し時間がかかる」(青瓦台報道官)としているが、同事件は七月十九日の発生から四十一日目で解決に向け大きく前進した。』と報じている。

タリバン側は早ければ29日から人質を解放するとしているが、しかし、3,4グループに分散、拘束している為に、全員同時とはならず、最長1週間を要すると説明したといわれている。



解放条件については、『青瓦台の千皓宣(チョン・ホソン)報道官は解放条件について「(韓国軍撤退と宣教活動中止の)二項目が公式的な合意内容だ。他の点は論議されていない」と述べ、身代金支払いなどの可能性は否定した。』(東京新聞)と報じられているが、身代金条件は直接交渉の主な内容でもあったことはこれまでにも何度も伝えられている。アフガニスタン政府との交渉が決裂してからは、当然身代金交渉が難航していたことが、26日朝日新聞「タリバーン、身代金要求」で報じられている。これまでにも、高額な金額の要求「1人10万ドルを5万ドルに」という現地からの報道があった。



人質全員解放の公式基本2条件は、「アフガン国内に駐留する韓国軍の年内撤退と韓国人キリスト教信者による国内での布教活動の中止」になっている。さらに「非政府組織(NGO)の今月末までのアフガン出国」が条件になっている。
タリバン反政府武装勢力にすれば、これらの釈放条件は至極当たり前の要求であろう。考えればこれほど的を射た条件は無い。2名の方が犠牲になっているが、この条件を飲むことで韓国政府は、タリバンの脅威から逃れることができるのである。(続く)



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