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2007年10月05日

強か外交の極み アハマディネジャド大統領(2)

演説の続き

『一方、大統領はたった一人でステージに立ち、学生からの質問を正面から受けた。一国の指導者が、敵視されている国に乗り込み質問を受けることが、どれほど勇気のいることか。日本の首相が北朝鮮で講演したり、ブッシュ米大統領がイランやキューバの学生の質疑を受けることを想像すればわかるだろう。
 演説後、学生に聞くと、「イランの指導者が何を考えているか直接、聞けて良かった」「言われているほど、むちゃな大統領じゃなかった」といった感想が多かった。学生たちにとっては、メディアに踊らされることなく、自分の頭で考える機会となった。コロンビア大学とアフマディネジャド大統領が示した二つの勇気が、敵意をかき立てようと扇動するメディアを凌駕(りょうが)したのは確かだった。』(ニューヨーク・小倉孝保)



今回の講演は、賛否両論の爆発的関心となり、地元メディアのトップ記事を飾ったと伝えられる一方、この反響は米国だけではなく、イラン本国でも話題になり、アハマディネジャド大統領への高い支持につながったと報道されている。



10月1日、日経新聞は、テヘラン=共同通信の記事を配信している。

『イラン議長、米国との対話に柔軟発言=イラン国会のハダドアデル議長は28日、アハマディネジャド大統領がニューヨーク訪問中に国連総会や米大学で演説し、多くの米メディアの取材に応じたことを称賛し「米国との対話はできないとするタブーは破られた」と語った。30日付のアブラル紙が報じた。
 ハダドアデル議長は最高指導者ハメネイ師の義理の息子とされ、同師と極めて近い関係にある保守派の実力者。核問題や対米関係について強硬な立場を取っており、今回のような柔軟発言は異例だ。テヘランの空港で大統領を迎えた議長は「いまや問題は(米国と)対話するかどうかではなく、誰が何について話すかだ」と強調した。』(10月1日、日経新聞)(続く)



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