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2007年11月01日

イラン開戦に軸足 ブッシュ政権 4

チェイニー副大統領の狙い
今世紀最悪のガン チェイニー副大統領

【11月1日政治ニュースチェイニー副大統領は、イラク開戦の時がそうであったように、虎視耽々とイラン開戦を狙っている。政権内では既にライス国務長官を押さえ、世論を開戦へと誘導している。
そして、ブッシュ政権のイラク政策失敗から陰を薄くしていたネオコン派の巻き返しが顕著になりつつある。
現在最優先されるべきは、イランの核問題だと発言してはばからないチェイニー副大統領だが、それに同調して、ブッシュ大統領もイランに核武装を許せば第三次大戦を誘発するとまで主張している。
ブッシュ政権のイラン排撃はそれなりの米国流根拠がある。それは、他の核保有国とは全く違う、米国に対して宣戦布告的対応に終始している点だ。
アハマディネジャド大統領の「中東から米国の影響力を一掃せよ」といった挑発的な発言は、ブッシュ大統領にとっては絶対に看過できない発言なのだ。

また、現実的に米国の中東政策の妨げになっている。イラン革命防衛隊はレバノンのヒズボラ、パレスチナのハマス、イラクのシーア派武装組織といった過激派への資金と武器援助を行ない、その結果、米兵の犠牲者の多くはこの影響の為だと米国は確信している。従って、攻撃して敵討ちしなければならないと真剣に考えている。チェイニー副大統領は、さらにこの理由と違った展望でイラク開戦を模索している。ガンは新たな血を求める宿命にあるように、「戦争」を必要としている。その意味で今世紀最悪の吸血鬼である。



30日東京新聞は、米国市民のイランへの軍事攻撃に対しての賛否調査の結果報告を伝えている。

『米世論調査会社ゾグビー・インターナショナルが二十九日に発表した調査結果によると、米有権者の52%がイランの核兵器開発を阻止するための軍事攻撃を支持し、53%が来年十一月の米大統領選前に米軍が攻撃を開始すると予想していることが分かった。
 調査は、チェイニー副大統領が核開発を続けるイランに対して「このままでは重大な結果を招く」とけん制したり、ブッシュ政権が独自の対イラン制裁措置を発表したことに合わせて、二十四日から二十七日まで全米の有権者千二十八人を対象に電話で行った。
 支持政党別にみると、「比較的近い将来の米軍によるイラン攻撃を予測」しているのは、民主党支持者が63%、無党派層が51%、共和党支持者が44%。一方で「攻撃を支持する」と回答したのは、共和党が71%、無党派層が44%、民主党支持者が41%だった。』(30日東京新聞)(続く)



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