どうする 民主党 新日米同盟(48)
「カルザイ政権崩壊は時間の問題」であり「有志連合軍では治安維持は不可能」だと【24日政治ニュース】で伝えた。また、スイス政府のサムエル・シュミット国防相は、2008年3月にスイス軍をアフガニスタンから撤退させると発表した。
『スイス軍、アフガニスタンから撤退=スイス軍が参加する国際治安支援部隊 ( ISAF ) の役割は治安維持だ。しかし、現在は自衛のために発砲も辞さない状況となっている。スイス軍からは少人数が参加しているのみでもともとシンボル的な存在だが、憲法や法律を尊重するとこれ以上駐留し続けることは難しいという。
2003年夏、国際連合 ( UN ) の決議と軍法をもとに、連邦議会が参謀将校を最高4人までISAFへ送ることを承認した。2004年2月以降、2人から4人の将校がアフガニスタンに駐留している。現在は、2人がドイツの復興チームに偵察兵として加わっている。
シュミット国防相によると、アフガニスタンの治安は2005年から悪化しており、勢力を盛り返したタリバーンが国の南部および南西部でISAFと衝突を繰り返している。また、ISAFを標的とした自爆テロも増加しているという。
このような状況の中でISAFの任務は変化せざるを得なくなり、重心は平和維持のための支援行動から反乱派との戦いへと移行。自衛対策はもはや欠かすことができず、そのためスイス軍の任務遂行が困難になっているという。』(22日swissinfo)
国際治安支援部隊 ( ISAF )の役割は、国際平和活動のひとつとしてアフガニスタンの治安維持を目的に政府の復興を支援することである。ところが最近の各紙、マスコミが伝えるところでは、平和活動ではなく、戦闘活動と変貌を余儀なくされている。
小沢代表は、この現状認識を少しでも考慮すれば、おいそれと国際治安支援部隊 ( ISAF ) へ参加などの話は出てこないはずだ。これには、国連の承認があればという大前提を設けてはいるが、現在の日本の共通認識は、国連安保理決議1386号を国連が仕方なく事後承認していることを「決議」と誤解している。
そして、「事後承認」と「決議」は全く意味も過程も違うのだが、その溝を埋めることはどうも国民にとっては難しい、面倒なものになっている。従って、自民党、公明党の主張を慣習的に鵜呑みするほうが安心なのだろう。(続く)