山場を迎えた防衛汚職 2
東京地検、防衛省を家宅捜索【写真】捜索に入る係官ら
【11月29日政治ニュース】宮崎元専務、守屋前次官容疑者の容疑認めが進んだのを受けて、29日、東京地検特捜部は、東京都新宿区の防衛省の家宅捜索に入った。
29日、マイクロバス3台に分乗しての防衛省捜索員100人態勢という異例のものものしい様子を中日新聞は報じている。
『東京地検、防衛省を家宅捜索 前次官収賄の全容解明へ=前防衛次官汚職事件で、東京地検特捜部は29日、東京都新宿区の防衛省の家宅捜索を始めた。収賄容疑で逮捕された守屋武昌容疑者が過剰な接待の見返りに防衛専門商社「山田洋行」の元専務宮崎元伸容疑者側に防衛装備品受注などをめぐって便宜を図ったとみており、資料を元に事件の全容解明を目指す。特捜部が防衛省を捜索するのは、2006年1月の旧防衛施設庁(現防衛省)の官製談合事件以来。
捜索に入ったのは、CXエンジンを扱う航空機課や、陸上自衛隊の生物剤検知装置を搭載した生物偵察車を担当する艦船武器課などとみられる。
守屋容疑者は次官在任中の03年8月から06年5月にかけて、自衛隊装備品受注をめぐって便宜を図るなどした謝礼の趣旨と知りながら、宮崎容疑者側から計12回、妻幸子容疑者(56)とともに、総額約389万円相当のゴルフ旅行接待を受けた疑い。
04年から06年にかけて、宮崎容疑者側から総額300数十万円の現金を受け取ったことも判明しており、特捜部は現金受領の詳しい経緯や趣旨を追及するとみられる。
一方、特捜部の調べに対し、宮崎容疑者は「防衛装備品を受注するために良好な関係を築きたかった」などと供述、容疑を全面的に認めたことが関係者の話で分かった。守屋容疑者も大筋で容疑を認めているという。』(29日中日新聞)