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2007年12月22日

セルビア・コソボ 再び内戦か 6

プーチン大統領は本気だ 2

【12月22日政治ニュース】 コソボが単独に独立を宣言する可能性が濃厚になってきた。欧州連合(EU)主要国と米国は、コソボが独立宣言をした場合は直ちに承認するといわれているが、セルビアは強硬に反対するし、ロシアは飽く迄も国連の枠組みでの承認しか認めない。
ロシアは大国の復権を既に手中に収めかけている。プーチン大統領はその自信を国内で磐石なものとして、国際社会で威力ある発言を繰り広げている。

ロシアは、これまでコソボの独立を拒否するセルビアを一貫して支持してきた。そして、ロシアには、そもそもコソボの独立を認める姿勢は全くない。その強い意志を表明している記事が18日 AFP通信で報じられている。

『コソボ自治州の独立問題をめぐり、ロシアが西側諸国に警告=ロシアは17日、セルビア南部コソボ自治州が西側諸国の支援を受け、一方的に独立を宣言すれば「統制不可能な危機」に陥る可能性があるとの警告を発した。同州の独立問題については19日、国連安全保障理事会が最終的な協議を行う予定となっている。

 ロシア外務省は、同自治州の独立への動きを容認する数か国の「甘い」姿勢は、情勢安定に向けて「深刻な負の結果」をもたらす恐れがあると警告する声明を発表し、独立に真っ向から反対する意向を示した。
同省は声明の中で、「国際法が維持されなければ、状況は統制不可能な危機に陥る恐れがある」とし、コソボ自治州の最終地位についての決定は国連安保理の協議でのみ下されるべきだと述べた。

 欧州連合、米国、ロシアの仲介により、合計で18か月間にわたって行われてきた同州の最終地位をめぐる当事者間の交渉は、決裂したまま10日に期限切れを迎えている。』(18日 AFP)

ロシアが西側諸国に宣戦布告ともいえる強硬発言を発表している。ロシアがコソボ独立問題で武力行使をも辞さない姿勢を表明しているのには、それなりの理由がある。それはとりわけプーチン大統領の大国ロシアが、今後の世界に及ぼす位置づけを決定するほどの重要な外交問題であるからだ。(続く)