山場を迎えた防衛汚職 13
【1月9日政治ニュース】 門前払いの形になった秋山氏参考人質疑に対して、与党は余裕をもった答弁に終始するかたわら、野党は証人喚問の必要性を主張している。
9日東京新聞は野党の声を伝えている。
『自民党の閣僚経験者は「政治家の疑惑が出なかったので、この問題は幕引きだ」と強調。同党ベテラン議員は「国会では限界がある。疑惑解明は司直の手でやるしかない」と強調した。
公明党幹部も「自民党サイドは心配していたようだが、疑惑が閣僚らに波及することもなく新テロ対策特別措置法案の国会審議に影響はなかった。良かった」と表情を緩めた。
一方、野党各党は、「疑惑は一層深まった」(山岡賢次・民主党国対委員長)などと強調、真相解明に向け通常国会で秋山氏の証人喚問を求めていく構えだ。
山岡氏は記者団に「証人喚問しないと解明は進まない。防衛省のウミを取り除くことに通常国会でも取り組みたい」と表明。
共産党の穀田恵二国対委員長も「証人喚問で真相解明することが必要」と述べた。
社民党の福島瑞穂党首は、秋山氏が防衛商社「山田洋行」からの資金提供を否定したことなどを念頭に「全否定で、疑惑はより深まった。きちっとメスを入れるべきだ」と指摘。
国民新党の亀井久興幹事長は「政治家とのかかわりに一番関心があるが、質疑で十分に解明されていない」と、さらなる追及が必要との考えを示した。』(9日東京新聞)
世間をナメきった答弁に終始した秋山氏をこのままノサばらしておいては、今後の日本の風紀をさらに乱す前例になる。ここはひとつ野党の皆さんで踏ん張って頂くしかないが、それより以上に期待してよいのが東京地検特捜部だ。
野党各党ならびに東京地検特捜部は、いずれにせよここできっちりとした結果を出さないと、私たちは政治という矛盾を全く受け入れなくなる。その意味で全体が正念場をむかえている。
ここでけつまずくと、防衛省の裏金プール問題も日の目を見ることなくまたもやウニャムニャにされてしまう。