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2008年02月02日

橋下新知事は首長の資格なし

政治の展望を語る資格なし
【2月2日政治ニュース】 政治の民主主義が理解できていない橋下新知事は、先ず政治本来の姿、政治のダイナミズムから勉強しなければ政治生命は直ぐに枯渇するだろう。

自公との距離をたっぷりとり、応援してくれればそれでよしと澄まして、知事当選後、自民党本部の菅義偉・選対副委員長から電話で依頼されたら、直ぐにビデオ撮影に応じる態度はいかにも私たちを舐めている。
法律に認められている住民投票に制限を設ける考えは、首長としての資質を問われる以前の問題で、基本的にその資格がない。

2月1日、橋下新知事の岩国市長選批判に対して、前市長の井原勝介氏が反論している記事が2日毎日新聞に掲載された。



『岩国市長選:前市長、橋下・大阪次期知事発言に反論=3日告示の山口県岩国市長選を巡り、大阪府知事選に当選したタレントで弁護士の橋下徹氏(38)が「防衛政策に関して、自治体が(住民投票という)法律上の手続きを使って異議を差し挟むべきでない」と発言したことに対し、市長選に再出馬する前市長の井原勝介氏(57)が1日、2度にわたって会見して反論した。井原氏は「大阪府で国政と民意が相反した場合、橋下氏は府民の声を尊重して国にものを言わないのだろうか」と述べた。

 市長選は米空母艦載機部隊岩国基地移転が最大の争点。移転反対の井原氏と、条件付き容認の前衆院議員、福田良彦氏(37)の一騎打ちが見込まれる。
井原前市長は06年、艦載機移転の是非を問う住民投票を実施。結果は移転反対が多数を占めた。橋下氏はこの住民投票を実施したことについて1月31日、井原氏を批判した。

 これに対し、井原氏は「(橋下氏は)府民の声を府政に反映させると言っていたはず」と首をかしげ「国防政策だから、国の専管事項だからと言って、主権者たる市民が声を上げることは制限されないはず」と述べた。
さらに「私は住民投票や(前回06年の)市長選で示された民意に基づき国にもの申している。(大阪でも)府民の声を尊重して国にものを言うのが知事の責任ではないか」とたたみかけた。
井原氏は夕方にも再度会見し、橋下氏への反論書を、マスコミ各社などに送付したことを明らかにした。

 一方、対抗馬の福田氏は1日、市民会館で決起大会を開催。この会場で、橋下氏が福田氏を激励するビデオが放映された。福田氏は「住民投票は、国の専管事項の安全保障については問わないと言うことだったが、井原氏はそれを使って市民に対立を生んだ。橋下氏はそれを批判したのだと思う」と述べた。

 一方、橋下氏はこの日、報道陣に対し「住民投票という形でやるべきでない。政治家や議会が住民の意思をくみ取ったうえで、国に物申すのが間接代表制。住民投票によれば憲法を無視できるというのは憲法論を勉強されていない証拠では」と改めて述べた。』(2日毎日新聞)



上記、橋下新知事の発言は完全に時代に逆行している。政治のダイナミズム、政治そのものが理解できていない証拠発言だ。住民投票が憲法無視を可能云々という理解は、たとえタレント弁護士であっても、法に対する認識不足が甚だしいにも程がある。
橋下氏のパフォーマンスに独裁性を感じてはいたが、これでは独裁首長そのものではないか。



なんとも情けない知事が誕生したものだ