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2008年02月08日

アフガン支援国際会議に出口なし

カルザイ政権に復興支援は必要ない

【2月8日政治ニュース】6日毎日新聞はスパンタ外相の会見内容をさらに詳しく伝えている。

『アフガン:外相、タリバンと和解協議 「相当数、応じる余地」−−毎日新聞と会見=来日中のアフガニスタンのダドファル・スパンタ外相=写真・平田明浩撮影=は5日、東京都内で毎日新聞の取材に応じ、政府軍と戦っている旧支配勢力タリバンの一部と、アフガン憲法の受け入れを求め和解協議に入っていることを明らかにした。外相は「アフガンを破壊しようとしている軍事指導者もいるが、中堅幹部などタリバンの一部は市民生活に戻る準備ができている」と話し、軍事的攻勢だけでなく対話による治安回復も重要と訴えた。

 カルザイ大統領は昨年9月、タリバンに「話し合い」を呼びかけたが、タリバン側は「全外国軍の撤退が政府との和解条件」と和解を拒否。スパンタ外相は「タリバンは一枚岩ではない。和解に応じる余地のある勢力が、相当いる」と述べた。

 スパンタ外相によると、昨年1年間で約140件の自爆テロが発生し、国際テロ組織アルカイダとタリバンによるテロの脅威が高まっている。8割の国民が電気を利用できないなど、国民の生活水準が依然低いことなどが原因の一つと指摘。国民生活の向上を図ると同時に、政府の軍事・警察力強化など対テロ戦での主導権を高める必要があると述べた。

 日本に対しては「最大の支援国の一つだ」と謝意を表明。「平和憲法を持つ日本に自衛隊派遣は求めない。最善の役割は、民間の復興支援だ」と述べ、経済や教育面の援助を求めた。』(6日毎日新聞)



日本、侵略当事国ならびに国連から、まる7年に及ぶ歳月の復興支援金を受けながら、「8割の国民が電気を利用できない」などとヌケヌケとアピールにくるカルザイ政権の無能、恥知らず閣僚に開いた口が塞がらない。スパンタ外相の発言は、カルザイ傀儡政権が誕生してから、復興支援金はカルザイ大統領周辺にしかいきわたらないと言う噂が跡を絶たないことを証明、裏付けたのと同じだ。もちろん周辺とは、カルザイ政権閣僚と復興支援金拠出国の関係者と憶測される。

従って、日本はカルザイ政権に今後、復興支援金を出す必要がない。各国の復興支援金拠出は反ってアフガニスタンの独立、復興を遅らせる要因になるからだ。
支援の必要とは無関係のカルザイ政権とその周辺が、復興支援金を世界に要請しているのは、完全に不自然であり、罪悪なことだ、これ以上の罰当たりなことはない。
支援を必要としている8割の国民は、暖を取ることもできず、食料に窮して、ひたすら春を待っている沈黙の民だ。そして、常に被害にあう沈黙の民は無視され続ける。

私たちは、きっぱりと真っ当なことをカルザイ政権閣僚に指導しなければならない。
日本政府はアフガンの豪雪被害に対して2100万円相当の緊急援助物資を決定したと6日発表しているが、時すでに遅し、死者は5百人に達している、緊急援助物資が到着するころにはその倍の死傷者が出ているだろう。
本来の国際貢献とは、カルザイ政権閣僚に、復興支援金をタリバンとの戦争資金にまわさず、暖をとることができない沈黙の民に速やかに使ってはどうかと助言することだ。

確かに恥知らずのカルザイ政権閣僚ではあるが、日本人の私たちが時々落ちるブラックホール、麻痺性痴呆状態に対して、一つだけ冷静な判断の助言を発信している。
「平和憲法を持つ日本に自衛隊派遣は求めない。最善の役割は、民間の復興支援だ」というスパンタ外相の発言である。この発言には啓発される、得心する。よくぞ言ってくれた、これで日本の閣僚も目が覚め、肩の荷が下りることだろう。恒久法論議も必要なくなるわけだ。取り敢えずの安心だ。



アフガン支援国際会議のスパンタ外相発言は日本にとって最大の収穫になった。