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2008年02月12日

橋下新知事は首長の資格なし 5

ワイドショーの大阪府 橋下新知事

橋下新知事はテレビメディアが生んだ首長だ。テレビメディアは今日、文化として社会に君臨、その超脱的影響は人々の想像を超えた決定権として浸透している。
ブランド化は信用と正当性を社会に暗示させつつ知名度をつくりあげる。今日において、知名度はなによりも得がたい万能な力として時には権力をも凌駕する勢いを持ち誰もこの勢いに棹さすものはいない。



【2月4日政治ニュース】毎日新聞のコラムに「発信箱」が長期連載されている。編集者、記者の本音を語った内容で結構読まれているようだ。最近では、「発信箱」常連投稿者がテレビコメンテーターとして出演するケースもでてきた。 
9日の「発信箱」は、今、関西で話題のトップをいく橋下新知事とテレビの係わりについて、なるほどとうなずけるコメントを掲載している。



『発信箱:テレビと新知事=松井宏員=最近、テレビ局のプロデューサーの話を聞く機会があった。やっぱりそういうことか、とうなずいたのは、ワイドショーなどのコメンテーターについてだ。

 「政府擁護の人が多いのは、政府・与党からの批判を恐れているから。東京では番組がチェックされている。バランスを取ったように見せかけるため、政府に批判的な人も入れるが、論戦に負けそうな人を選んでいる」

 6日、大阪府知事に就任した橋下徹氏が、タレント弁護士として数多くの番組に引っ張りだこだったわけが、ここにある。番組でのかつての発言を問われて、「話芸だった」と釈明した橋下氏の言葉は、コメンテーターが言論人ではなく、「電波芸人」であることを図らずも示した。
就任前から物議をかもす発言を連発した新知事もさりながら、気になるのはテレビ局のスタンスだ。当選が決まった夜、収録済みで未放映だったレギュラー番組を早速流した局や、選挙戦の模様などを交えて、手腕が未知数の新知事をヒーロー扱いする特集を組んだ局もあった。

 3日のテレビ欄(関西地区)には、「橋下知事」の名前が躍る番組が五つもあった。いずれもバラエティー系。旬の人だから視聴率が取れるのだろうが、テレビが応援団と化したかのようだ。

 新知事に対する身内意識が潜んではいまいか。今後もテレビ出演は続けるという新知事だが、失政をおかした時、テレビはあくまで応援団でいるのか、それとも昨年のボクシングの亀田一家のように、手のひらを返してバッシングに走るのだろうか。』(9日毎日新聞)

 

橋下新知事の現況は、言動不一致や、公約違反とまでもいわないがとか、勉強不足を棚に上げてよくいうよ、その他ではあるが、現況はこれら全てブランドのもつ暗示と投票したという親近感を逆手に取って気泡化させている。
松井宏員氏が指摘する『新知事に対する身内意識が潜んではいまいか。』というのは、テレビ関係者だけではない、私たち民意そのものを言い当ててはいないだろうか。