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2008年02月23日

パキスタン大統領選 42

米国のシナリオ崩れる
シャリフ【写真】21日、イスラマバードで会談後、握手するシャリフ元首相(右)とザルダリ氏(AP=共同)

【2月23日政治ニュース】21日夜、第1党のパキスタン人民党ザルダリ共同総裁は第2党イスラム教徒連盟シャリフ派のシャリフ元首相と予定通り会談、両野党は連立内閣をつくることで合意したと22日中日新聞は伝えている。
ザルダリ氏は「国民総意に基づいた政府にする」と述べ、また、シャリフ元首相は第1党の人民党の権利を最大限尊重するとして、暗に人民党からの首相選出を認めた結果が合意を見出したものと推測される。つまり、補欠選挙に立候補する可能性を示唆するザルダリ氏の首相就任もありうるという展開だ。問題は人民党ファヒム副総裁との仲がしっくりいっていないと囁かれていることもあり先行き不透明な政権構想も考えられる。
合意の最大の要因は、「大統領の即時辞任」、「非常事態宣言で解任された最高裁長官らの復職」問題について合意をみたことが挙げられている。

 
『2野党が連立合意 ムシャラフ氏、進退の危機=パキスタン総選挙で下院第1党となった野党パキスタン人民党は21日夜(日本時間22日未明)、第2党の野党パキスタン・イスラム教徒連盟シャリフ派と連立内閣を組むことで合意した。ムシャラフ大統領の与党とは連携を拒否、ムシャラフ氏が進退を迫られる可能性が極めて強まった。

 人民党のザルダリ共同総裁とシャリフ派を率いるシャリフ元首相は首都イスラマバードで同日夜に会談。終了後の共同記者会見でザルダリ氏は「民主主義の未来は私たちの手中にある。パキスタンのために共に働く」と述べ、連立合意を発表した。

 議員から選出される首相についてシャリフ氏は「人民党の権限を尊重する」と述べ、人民党内から選ぶことに合意。両氏とも下院選に出馬しておらず資格がないため、ファヒム人民党副総裁らの名が候補に挙がっている。ただ、ザルダリ氏は補選への出馬を否定せず、自らの首相就任の可能性に含みを残した。』(イスラマバード22日共同=22日中日新聞)