痛い政治ニュース

2010年 痛い政治ニュース 速報版

橋下徹大阪府知事

橋下新知事は首長の資格なし 6


政治家橋下知事の詭弁は性分か

【2月17日政治ニュース】 情報番組「ムーブ!」での「府債発行は原則認めない」について、コメンテーターからの指摘に橋下知事は必要以上の攻撃的弁解を弄した。



『5時ごろ 番組のコメンテーターから「府債発行原則ゼロからの転換に納得できない」と指摘され、「そこにこだわっているのは府民の中でも数十人ぐらいで、あなたもその1人です。暫定予算を組んだことは府民に支持されている」と反論。さらに「なぜ私が大多数ではないと言えるのか」とコメンテーターに問われ、「私の政治感覚です」。』(16日産経新聞)



紙面で紹介されている会話内容だが、実は、この前に問題の発言があった。
就任後連発している「全て現場を知らないと発言しては駄目だということにはならない」、この発想で続いて、「コメンテーター、評論家も全て現場を知ってコメントしている訳ではないでしょう。だからすべて〈机上の空論〉だといっているのです」、「原則ゼロといったのであって、それを一部の識者や評論家が〈ぎゃーぎゃー〉言っているのであって、府民は納得している。」と畳み込んだ発言をした。質問者のコメンテーターに対して、「府民の中でも数十人ぐらいで、あなたもその1人です」には、さすがのコメンテーターも呆れ顔の笑いで黙るしかなかったようだ。

コメンテーター、評論家を〈机上の空論〉論者の役立たずと認定した、その本人が先日までコメンテーターであったことを棚に上げての発言だ。
橋下氏は、先日までテレビ番組に出演して〈机上の空論〉を捲し立てて稼いでいた、知事就任と同時に、以前のお仲間を全て政敵、出鱈目電波人間のように斬って捨てるその精神的、心情的振る舞いに転じるのは、詭弁を弄するというよりも性分かもしれない。しかし、府民と私たちを馬鹿にしているとしか考えられない。
このような性分の持ち主に「首長の資格なし」といさめているのだ。

橋下知事は、「現場を知って、初めてわかりました、コメンテーターの時よりも2万パーセント知識が増えた」と笑いながらの真顔でこの番組での発言を締めくくった。
しかし、不甲斐ないのではないか。司会者は毅然として、放送内容に関しては、できるだけの現場検証を行い、コメンテーターの方は、その内容に関して専門的知識を有する方を招いている。そのお一人が橋下知事でもあったわけです、どうしていわないのか。(続く)



メディアとその周辺は、全てお仲間のお笑いで終わらせようとしていると考えざるを得ない。

橋下新知事は首長の資格なし 5


政治家橋下知事の詭弁
タレントから政治家へ花花と変心

橋下知事【写真】大阪府庁に着いた東国原英夫宮崎県知事(右)を出迎える橋下徹知事=15日午後

【2月16日政治ニュース橋下知事は就任後、いわゆる現場での挨拶、視察を精力的に展開している。選挙前も然りだが、これほど忙しい人生があったのかとため息をつく間もないスケジュールに翻弄され、また、本人は嬉しそうに得意げにそうであると言っている。

15日午後、橋下知事は東国原知事を府庁で出迎え、特別会議室で対談、その後、両知事は情報番組「ムーブ!」に生出演した。
橋下知事は選挙前から何かと感覚でものをいう思いつき発言不一致の点を指摘され、本人はそれを本人独自のタレント風感覚でかわしながら府庁知事室に納まった。そして、自ら公人、政治家と自称して知事として公務を展開し始めた。

世渡りの器用さは、タレント業の収入からして相当な能力を秘めていると認めざるを得ない。その秘めた能力、瞬間変心術もはや批判にさらされつつある。しかし、多くの目は、就任直ぐは評価の対象にはならないとして、橋下知事の改革手腕の実践をじっくり見守っていく姿勢でいる。
常套的ではあるが極めて真っ当な判断である。
しかし、既に堪忍袋の緒が切れつつある目も声になり始めている。

大げさに掲げることで、問題をいち早く警鐘する手法の「ゲンダイネット」は、15日橋下知事に対する府民の声を代弁する記事を掲載している。



橋下府知事 就任10日早くも府民から大ブーイング=「やっぱり口だけやったんかい」「アカン、一杯食わされたわ」――大阪府知事に就任して1週間のタレント弁護士・橋下徹氏(38)に、早くも大阪府民から失望の声が広がっている。08年度の一般会計暫定予算案が明らかになったが、橋下知事が「人件費を削ってでもやる」と言っていた出産・子育て支援は先送り。「原則認めない」と断言していた府債発行も180億円を計上。就任して間もないのに、橋下知事の“二枚舌”ぶりが目に余るからだ。』(15日ゲンダイネット)



10日、08年度暫定予算で、約160億円の府債を発行(借金)することを発表してから火がついた。どうやら、「府債発行は原則認めない」という公約が問題視されているようだ。

15日、情報番組「ムーブ!」に生出演の時、「ゲンダイネット」の府民から大ブーイングの火種になったと思われる「府債発行は原則認めない」について、コメンテーターからの指摘に橋下知事は必要以上の攻撃的弁解を弄した。よほどここ数日批判の目にさらされてきたことがうかがい知れる姿勢で反論していた。しかし、これは府の予算計上の説明を生番組で披露するというメディア戦略として、情報公開に通じるよい形であり、反論の執拗性は問題ではない。
「首長の資格なし」と糾弾される問題は他にある。(続く)

橋下新知事は首長の資格なし 5


ワイドショーの大阪府 橋下新知事

橋下新知事はテレビメディアが生んだ首長だ。テレビメディアは今日、文化として社会に君臨、その超脱的影響は人々の想像を超えた決定権として浸透している。
ブランド化は信用と正当性を社会に暗示させつつ知名度をつくりあげる。今日において、知名度はなによりも得がたい万能な力として時には権力をも凌駕する勢いを持ち誰もこの勢いに棹さすものはいない。



【2月4日政治ニュース】毎日新聞のコラムに「発信箱」が長期連載されている。編集者、記者の本音を語った内容で結構読まれているようだ。最近では、「発信箱」常連投稿者がテレビコメンテーターとして出演するケースもでてきた。 
9日の「発信箱」は、今、関西で話題のトップをいく橋下新知事とテレビの係わりについて、なるほどとうなずけるコメントを掲載している。



『発信箱:テレビと新知事=松井宏員=最近、テレビ局のプロデューサーの話を聞く機会があった。やっぱりそういうことか、とうなずいたのは、ワイドショーなどのコメンテーターについてだ。

 「政府擁護の人が多いのは、政府・与党からの批判を恐れているから。東京では番組がチェックされている。バランスを取ったように見せかけるため、政府に批判的な人も入れるが、論戦に負けそうな人を選んでいる」

 6日、大阪府知事に就任した橋下徹氏が、タレント弁護士として数多くの番組に引っ張りだこだったわけが、ここにある。番組でのかつての発言を問われて、「話芸だった」と釈明した橋下氏の言葉は、コメンテーターが言論人ではなく、「電波芸人」であることを図らずも示した。
就任前から物議をかもす発言を連発した新知事もさりながら、気になるのはテレビ局のスタンスだ。当選が決まった夜、収録済みで未放映だったレギュラー番組を早速流した局や、選挙戦の模様などを交えて、手腕が未知数の新知事をヒーロー扱いする特集を組んだ局もあった。

 3日のテレビ欄(関西地区)には、「橋下知事」の名前が躍る番組が五つもあった。いずれもバラエティー系。旬の人だから視聴率が取れるのだろうが、テレビが応援団と化したかのようだ。

 新知事に対する身内意識が潜んではいまいか。今後もテレビ出演は続けるという新知事だが、失政をおかした時、テレビはあくまで応援団でいるのか、それとも昨年のボクシングの亀田一家のように、手のひらを返してバッシングに走るのだろうか。』(9日毎日新聞)

 

橋下新知事の現況は、言動不一致や、公約違反とまでもいわないがとか、勉強不足を棚に上げてよくいうよ、その他ではあるが、現況はこれら全てブランドのもつ暗示と投票したという親近感を逆手に取って気泡化させている。
松井宏員氏が指摘する『新知事に対する身内意識が潜んではいまいか。』というのは、テレビ関係者だけではない、私たち民意そのものを言い当ててはいないだろうか。

橋下新知事は首長の資格なし


二匹のウサギ話

【2月4日政治ニュース橋下新知事は典型的なテレビメディアが生んだ首長といえる。
テレビはある種のブランド化を正当化させつつ知名度をつくりあげる。その勢いと訴えは、絶対正義のような錯覚をみる者に強制して、なお且つとりこにする。
テレビの訴えは、安心、確実、正義といった生活の必需品をどれだけ視聴者に提供できるか必死に企画合戦に明け暮れる。その推進力は、「利益の追求」という安心、確実、正義とは異次元の自由主義経済の目的と人間の欲望である。



財政再建団体化している大阪府の再建、新知事に課せられた最大の公務は、要するに利益をどのように計上して破産状態から抜け出せるかに尽きるといって過言ではない。幸いなことに、橋下新知事は、至る所で、テレビで財政再建を第一の公約に掲げてそれにまい進すると風呂敷を広げている。その主張には、これまた幸いなことに本人自身が「金もうけ」に長けていると吹聴している。本職であった弁護士所得以外にタレントとして年収3億円を稼いでいたのだからその信憑性は高いといえるだろう。問題は大阪府の「利益の追求」と橋下氏自身の「金もうけ」の両立である。これは、弁護士とタレントといった職業分けで論じられる話ではない。

既に橋下氏はあらゆる機会を通じてテレビ出演を期待している。また、「出演料は個人収入」だと明言している。さて、二匹のウサギ話もある。早くも、マスコミ毎日新聞は、このことを憂慮してか、橋下氏の当選後を完全密着的にウオッチしている。特集タイトルは「大阪府知事選:橋下ウオッチ」だ。
2日、「橋下ウオッチ」は『テレビ問題 「出演料は個人収入」 公務との線引きどこで?』のタイトルで問題を伝えている。



 

『大阪府知事になる橋下徹さん(38)が、就任後もテレビ出演する意向を示していることに対し、公務との線引きをどうするかが注目を集めている。かつては横山ノック知事(故人)、現在は東国原英夫・宮崎県知事が公務以外でもテレビ出演し、出演料を受け取っている。橋下さんは1月27日の投開票日から翌日にかけてテレビ・ラジオ出演を40本近くこなし、1日もタレントのやしきたかじんさん出演の民放バラエティー番組2本の収録をした。就任後も依頼は途切れそうにない。 橋下さんは昨年12月の出馬会見で「府民の利益になるのであれば(知事として)テレビ出演したい」とし、タレント活動はしない意向だが、線引きは必ずしも明確ではない。1日の民放番組の収録の合間に「バラエティーであっても大阪のためになれば出たい。僕を利用してほしい」と話した。

 東国原知事は07年1月の就任から1年間で、公務だけでテレビ・ラジオに計191回出演。県によると、取材企画書で「宮崎のPRができる」と判断し、県民の理解が得られる場合は公務と位置づけ、県内での出演時は出演料は受け取っていない。しかし、バラエティー番組や知事の趣味・ライフスタイルについての番組は政務の位置付けで出演。知事後援会の秘書がマネジメントを請け負い、報酬も受け取っているという。

 95年に初当選した横山ノック知事は就任後もタレント活動を続けた。当時の府幹部によると、全体の日程は府秘書課が管理し、タレント活動は個人事務所が担当。公私の区別は徹底し、公用車と事務所の車を交互に使った日もあったという。

 橋下さんの場合、業務提携を結ぶ芸能プロダクション「タイタン」社員が選挙戦中も日程管理などを担当。就任後は、府秘書課や広報報道課の担当だが、取材が殺到した場合やテレビ局との折衝などで専門家がスタッフに加わる可能性もある。

 橋下さんは、テレビの出演料などで年収3億円を稼ぎ、講演謝礼は1回150万円とされる。出演料の取り扱いは未定だが、橋下さんは1日、「テレビ出演は公務ではない。個人収入にあたる」として受け取ることを示唆した。就任後の受け取りは自身の判断に委ねられるが、府幹部は「公務だと公用車や随行秘書の出張費も税金。府民の利益が何か、慎重な判断が必要だ」と指摘する。』(2日毎日新聞 石川隆宣)

橋下新知事は首長の資格なし


橋下新知事に民意は何を期待しているのか

高村薫【2月3日政治ニュース】 毎日新聞に月1回、作家高村薫氏の「高村薫さんと考える」が連載されている。3日今回は「橋下新知事への注文」というタイトルで掲載されている。

毎日新聞編集局長の狙いは、高村薫氏のコメントを通じて府民の民意、マスコミ毎日新聞として橋下新知事への苦言を呈する内容にしていると読める。
そこで、高村薫氏の選挙分析と見解について訝しく思う点を先ず述べた後に、尋常でなかった今回の選挙結果について言及したい。

先ず、新知事になって真っ先に懸念されている、橋下氏の府庁内改革の攻撃的発言について、高村薫氏は『橋下さんに闘う相手がいるとすれば、府庁ではなく、地方分権を推進しようとしない国でしょう。』と諌めている。しかし、橋下氏の国に対する姿勢は、[2月1日政治ニュース]でも伝えた岩国市長選挙批判、政府の道路特定財源の暫定税率維持承認でも明白なように選挙前から一貫して国の方針に従うというものだ。

さらに、『そのような行政の実務を担うのが知事の仕事。広告塔になることではありません。テレビなんか出ないで4年間、実務に徹底してほしい。』と注文をつけているが、橋下氏は大阪府の広告塔になりたいと選挙前から明言、昨日の記者会見でも、テレビ主演は積極的に出たいと抱負を語っている。3日早々、恩人になる司会者のテレビ番組に満面の笑みで出演していた。

ここでタイトルに戻るが、実現出来ていないから「注文」なのだと一面のスペースをとって強調する意図は、選挙結果の前後背景を少しでも知っているものからすれば、少し稀有な疑問が先に立つ。即ち、公約を変えろと注文しているので、選挙後公約撤回は、政治の世界ではありえないからだ。作家だから政治音痴では「高村薫さんと考える」にはならない。

新聞社の「政治を考えよう」の企画が全くの矛盾で紙面を飾る時代だから、当然、有権者も大いなる矛盾の雰囲気で勢い投票が実現してもおかしくない。
「時代が変わった」ということは、有権者も変わってしまったのだろう。そうとしか思えない現実は、今回の選挙にしても、自民、公明の支援を受けて、府議会での調整を重んじると明言しているのは太田前知事と全く同じである。
太田前知事の市長選挙後の応援万歳が批判された、橋下氏も当確直後、自民、公明の関係者と自ら万歳していた。また公演金銭問題だが、これとて橋下氏は1回150万の公演を今後もすると断言している、全く同じ構図ではないか。



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橋下新知事は首長の資格なし


政治の展望を語る資格なし
【2月2日政治ニュース】 政治の民主主義が理解できていない橋下新知事は、先ず政治本来の姿、政治のダイナミズムから勉強しなければ政治生命は直ぐに枯渇するだろう。

自公との距離をたっぷりとり、応援してくれればそれでよしと澄まして、知事当選後、自民党本部の菅義偉・選対副委員長から電話で依頼されたら、直ぐにビデオ撮影に応じる態度はいかにも私たちを舐めている。
法律に認められている住民投票に制限を設ける考えは、首長としての資質を問われる以前の問題で、基本的にその資格がない。

2月1日、橋下新知事の岩国市長選批判に対して、前市長の井原勝介氏が反論している記事が2日毎日新聞に掲載された。



『岩国市長選:前市長、橋下・大阪次期知事発言に反論=3日告示の山口県岩国市長選を巡り、大阪府知事選に当選したタレントで弁護士の橋下徹氏(38)が「防衛政策に関して、自治体が(住民投票という)法律上の手続きを使って異議を差し挟むべきでない」と発言したことに対し、市長選に再出馬する前市長の井原勝介氏(57)が1日、2度にわたって会見して反論した。井原氏は「大阪府で国政と民意が相反した場合、橋下氏は府民の声を尊重して国にものを言わないのだろうか」と述べた。

 市長選は米空母艦載機部隊岩国基地移転が最大の争点。移転反対の井原氏と、条件付き容認の前衆院議員、福田良彦氏(37)の一騎打ちが見込まれる。
井原前市長は06年、艦載機移転の是非を問う住民投票を実施。結果は移転反対が多数を占めた。橋下氏はこの住民投票を実施したことについて1月31日、井原氏を批判した。

 これに対し、井原氏は「(橋下氏は)府民の声を府政に反映させると言っていたはず」と首をかしげ「国防政策だから、国の専管事項だからと言って、主権者たる市民が声を上げることは制限されないはず」と述べた。
さらに「私は住民投票や(前回06年の)市長選で示された民意に基づき国にもの申している。(大阪でも)府民の声を尊重して国にものを言うのが知事の責任ではないか」とたたみかけた。
井原氏は夕方にも再度会見し、橋下氏への反論書を、マスコミ各社などに送付したことを明らかにした。

 一方、対抗馬の福田氏は1日、市民会館で決起大会を開催。この会場で、橋下氏が福田氏を激励するビデオが放映された。福田氏は「住民投票は、国の専管事項の安全保障については問わないと言うことだったが、井原氏はそれを使って市民に対立を生んだ。橋下氏はそれを批判したのだと思う」と述べた。

 一方、橋下氏はこの日、報道陣に対し「住民投票という形でやるべきでない。政治家や議会が住民の意思をくみ取ったうえで、国に物申すのが間接代表制。住民投票によれば憲法を無視できるというのは憲法論を勉強されていない証拠では」と改めて述べた。』(2日毎日新聞)



上記、橋下新知事の発言は完全に時代に逆行している。政治のダイナミズム、政治そのものが理解できていない証拠発言だ。住民投票が憲法無視を可能云々という理解は、たとえタレント弁護士であっても、法に対する認識不足が甚だしいにも程がある。
橋下氏のパフォーマンスに独裁性を感じてはいたが、これでは独裁首長そのものではないか。



なんとも情けない知事が誕生したものだ

橋下新知事は首長の資格なし


「時代は変わった」のか、政治が変わったのか

橋下新知事【2月1日政治ニュース】 橋下新知事の圧倒的人気を支えるバイタリティーは、公衆の面前で嘘を平気でつくこと、公約撤回などその他もろもろの「時代は変わった」の風潮にある。
政治に対する不信感と閉塞感は、今、未知の能力に賭けてみるという状況を作り出した。
多くの人たちは、多少の間違い、失敗には目をつむり、何となく改革、変わらなければというところに全てを集約して他力本願に出た所勝負、やってくれるだろうと念じて首長を選んでいる。

「時代は変わった」の受けとめは、何でもありを全て容認する方向をつくり出した。その方向は、政治の原則すら否定することになんのためらいも感じさせない土壌をもつくってしまった。

1月31日、橋下徹次期知事は2月3日告示の岩国市長選について、「国の防衛政策に地方自治体が異議を差し挟むべきでない」と批判した記事が朝日新聞に掲載された。

『「岩国の住民投票には反対」橋下氏が発言=大阪府の次期知事の橋下徹氏(38)は31日、米軍空母艦載機の岩国基地への移転をめぐり、山口県岩国市が一昨年に住民投票で反対の意思を示したことについて、「国の防衛政策に地方自治体が異議を差し挟むべきでない」と批判した。2月3日告示の同市長選では、移転容認派が推す福田良彦・前自民党衆院議員を支援する考えを示した。

 橋下氏はこの日、府庁の自民党談話室で、福田氏を応援するビデオ撮影に応じた。党本部の菅義偉・選対副委員長から電話で依頼されたという。

 その後、報道陣に応援の経緯を説明し、過去のテレビ番組で「岩国の人たちが住民投票をやることには反対」と発言していたことを明かし、「この考えは今も変わらない」と述べた。橋下氏は「直接民主制の住民投票の対象の範囲は、間接代表制をとる日本の法制度上、制限があると思う」と持論を展開した。

 同市長選では在日米軍再編に伴う艦載機移転の是非が争点。「反対」派の井原勝介・前市長は2年前、住民投票で圧倒的な「移転反対」の民意を引き出し、直後の市長選でも当選した。しかし、容認派が多数を占める議会と対立して昨年12月に辞職、出直し市長選に再び立候補している。』(1月31日朝日新聞)(続く)
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